昨日は午後から娘の通所先でムーブメント活動を実施しました。娘が所属するドルフィングループの利用者さん9名と、常勤、非常勤のスタッフさん8名。
なかなか自分で動き回ることも、手を伸ばして物をつかんだりすることもできない方がほとんどのメンバーさん達にも、触る、見る、動くなどの活動に参加してもらいました。
前日、自宅でオーガンジーの白いパラシュートに、ハロウィンのオーナメントをつけたり、ムーブメントスカーフをつないでロープのようにしたり、マーブル風船や普通の風船も用意しました。
集合は床に広げたムーブメントスカーフの周りに集まってもらい、みんな揃ったところで自己紹介。
スタートはリーダーの私からです。次の方に赤い風船を手渡し、順番に自己紹介(スタッフの方に名前を言ってもらったりの方あり)
次にロープ状にしたムーブメントスカーフを使い、ウォーミングアップ。右や左に送ったり、上に上げたりしました。ウェーブにも挑戦。
本番は「風船バレームーブメントバージョン」
白いオーガンジーパラシュートの上に大きなマーブル風船を乗せ、みんなで力を合わせ上に上げカウント。10回が目標でしたが、すぐに上手くなりました。
次に風船の数と種類を増やして、同じように頑張りました。ゆっくりした動きなので、みんな手を伸ばしたり、風船やパラシュートの動きを目で追うことができます。
最後はパラシュートの中を一人ずつくぐって、中から風景を楽しみました。
全員チャレンジした後は、半分の人数の方に中に入ってもらい、パラシュートの上に乗った風船やキラキラを見ながら、ゆっくり風圧を楽しみ、1,2,3,の合図でパラシュートは放すと、ゆっくり風船が落ちてきました。この活動を2回行い、みなさんに楽しんでもらいました。ご協力いただいたスタッフの方達、途中で見学に来てくださった所長にも、利用者さんがにっこりされているのを見ていただくことができました。楽しかったというスタッフの方からも感想をいただくことができました。活動の写真や動画は、事業所の方で撮影されたので、こちらはリーダーに専念しました。友未佳と一緒にオーガンジーのパラシュートを操作したら、ちゃんと腕を伸ばすので、やはり遊具を介すると、動きを引き出すことができると実感しました。パラシュートの中をくぐる時も、顔をあげて、ハロウィンのオーナメントを見ていました。自ら動きたくなる環境をつくることが、とても大事なことを改めて感じ、下ごしらえも頑張ったかいがありました。外部から応援してくれる人がほしいと、いろいろなところから相談を受けたこともありますが、遠いところまでは、難しいのですが、近場で娘や仲間の方が楽しめるような機会を作ってあげたいと思いました。
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