2020年2月29日土曜日

はるかな先に・・・

本日の朝刊の記事(私の履歴書)より~
今月の私の履歴書をお書きになっていたのは、楽家15代 楽吉左衛門さんでした。昨日の記事には、楽家では曽孫・玄孫のために粘土を残すことが当主の務めになっていると書かれている。100年後の人のために残す仕事をされていることに驚く。15代目が主に使うのは、曾祖父の12代目が残された土と書いてある。
最後に「あなたが信じる大切な思いは?」と問われば、私は「命の循環」と答えよう。と結んであった。

2020年2月27日木曜日

「楽しさ」は人をつなぐ

昨日、私に届いたプレゼント。先日のムーブメント中級セミナーで、2018年度上級指導者資格取得者報告をされたS先生からでした。二年前の中級セミナーで、一緒にグループワークをした仲間です。短い時間に初めて会った先生方同士で、決められた課題にチャレンジしました。お互いの強み(特技)を活かし合って、何とか発表にこぎつき、終わると達成感と共感できる友人のチームになります。その後は、セミナーで再会し、また同士のような感じになります。その仲間の先生が、今回、上級取得者として実践報告でした。とてもうれしい気持ちになります。そんなムーブメントの輪が広がっていくのが、ムーブメントの魅力です。
4月に開催予定の「第8回 みんなで楽しく!ムーブメント」も毎回、新しい参加者も、長く続けている参加者も一緒に楽しめる活動になるように、リーダーの和田先生に参加者状況も随時送っています。きっとプログラムの作成時に、いろいろな工夫がなされると思います。楽しみです。

2020年2月19日水曜日

遊ばないとダメ!

先週のセミナーの時、小林先生の講義で使用されたスライドの写真に見覚えがあった。帰宅後、資料を探したら同じ写真のサイエンス記事のコピーを見つけ、改めて読み返した。2009年に発表された「The Serious Need for Play」M.ウェンナーの記事。
記事の最後に「遊びに対する見方を変えるべきだ。そして遊びを勉強や仕事の正反対に位置するものととらえるのではなく、むしろそれを補うものと考えなければならない」と彼は言う。「好奇心、想像力、そして、創造性は筋肉に似ている。使わなければ、衰えていくだけなのだ」

2020年2月16日日曜日

ムーブメント教育・療法の意義と役割

昨日は娘と一緒に鎌倉女子大学で開催された認定ムーブメント教育・療法中級指導者養成講座に参加しました。(今日も二日目が開催されていますが、昨日のみ参加しました)
朝、会場に着くと、先日のムーブメント教室でお世話になった学生さん達も受講生として参加されていて、うれしい気分でした。
すでに、初級、中級、上級資格の受講生の方たちなので、顔見知りも多くて、それも楽しみです。
小林芳文先生の講義ではじまり、その後は、アセスメントの活用と実践が、小林保子先生、上原淑恵先生からありました。
午後は12のグループに分かれ、グループワークでした。

2020年2月11日火曜日

運動は発達の引き金

「動きを通して発達を育てるムーブメント教育の実践」という本の最初のページのタイトルは、「運動は発達の引き金」。発達の未熟な子どもや障害をもった子どもは、ただ何となく育てるのではなく、新しい反応を引き出すためのふさわしい環境づくり、とりわけ運動反応を引き出すための環境を考えることが必要なのである。と書いてあります。
体を動かす(動かしてもらう)機会が、障害者や高齢者にとっても重要で、その事が健康づくりに役立つはずなので、実践と研究の成果がたくさんでてきてほしいと思います。
今週末は、鎌倉女子大学で、認定ムーブメント教育・療法中級指導者養成講座が開催されます。

2020年2月10日月曜日

楽しい遊びの力

 昨日は早めの昼食を済ませ、K女子大学で開催された鎌倉ムーブメント教室「手をつなごう」に参加しました。今年度の最後の教室は、二年間頑張った四年生の最後の教室なので、全力投球のようなプログラムが準備されていました。毎回、段ボールを使い、大きな遊具づくりが得意なメンバーが準備したプログラムのテーマは「☆お菓子パーティーを楽しもう!!!☆」
「パティスリーいいむら」のパティシエさんと一緒に、おいしいケーキとクッキーをつくり、犬さんから招待されたパーティーに出かけ、みんなで楽しもうという企画。プログラムを作り、小道具、大道具を製作し、入念なリハーサルをして準備されたようです。まずは、受付をして中に入り、フリームーブメント。エアートランポリン、トランポリン、スカーフがいっぱい入ったプール、ビーンズバッグの的当てなど、いろいろな遊具で自由に遊びました。始まりは、いつものダンス。曲が始まると、お片付けをしてダンスのはじまり。身体意識、身体協応性などの課題がきちんと埋め込まれているダンスですが、こども達はリーダーの学生さんの動きを見て楽しく踊り、自分の身体の部位を意識、確認ができます。
お名前呼びではでは、いろいろな色の筒がぶら下がった傘が登場。自分の好みの筒を引っ張りゲットしたら、滑り台を転がすと音が鳴る仕掛けになっていました。
上級生のこども達は、筒が洗濯ピンで留まっていることに気がつき、指で洗濯ピンをつまんで筒をとるお子さんもいて、すごいと思いました。引っ張るという動き、指先でピンをつまむという動き、いろいろな手の使い方が学べました。そして、その動きがイチゴ狩りにつながっているのが、後でプログラムを読んで理解できました。次は今日の活動。パティシエさんが登場し、犬さんから届いたパーティの招待状を見て、お土産のクッキーとショートケーキを作ることになりました。そして、オレンジとバナナとサクランボでジュースも作りました。そこへ、テントウムシが現れて、ケーキを食べられそうになりましたが、パーティーの事を伝えたら、みんなにダンスを教えてくれました。”いろいろ隊”のダンスは、毎回のストーリーと連動し「♪どんな色が好き」の曲で踊るのですが、この曲は娘が小さい頃からのお気に入り曲の一つなので、このダンスがはじまると、娘が笑って見ているのがおもしろいです。変化のある繰り返しの重要性を体感します。お土産を持って、パーティ会場に行く狭い道も、みんな上手に通り、カボチャの馬車に乗っていざパーティへ。
パーティーでは、みんなで馬車に乗ったり、パラシュートでたくさん遊びました。
大きなパラシュートの中に、みんなで入り楽しんだあと、パラシュートを飛ばすと、キラキラが沢山落ちてきました。そのキラキラを拾って、ケーキの絵が書いてあるカードに貼って、お土産になりました。
おやつタイムをしながら、振り返りをしました。
こども達の成長が沢山聞けました。思春期に突入したお子さんのママたちの報告に、飯村先生から大人の階段を上り始めたのを褒めてもらいました。
昨日は、昨年春に卒業した社会人一年生のゼミ生の方も応援に来てくださり、再会を楽しみました。

2020年2月7日金曜日

参加申し込み受付中

第8回
「みんなで楽しく!ムーブメント」

日時:2020年4月18日(第3土曜日)
   13:30~15:45(受付13:15~)

会場:藤沢市太陽の家 体育館
   藤沢市鵠沼海岸6丁目6番12号

(開催を中止します 2020/03/21)







内容:13:30~15:00 ムーブメント活動公開 ~参加者と一緒に
   15:00~15:45 意見交換・質疑応答

活動リーダー:和田千枝子先生と仲間たち
      (和田千枝子:JAMET上級指導者/星槎学園高等部湘南校非常勤講師)

スタッフ  :EGAO18スタッフ(JAMET認定指導者)


主催:ムーブメントサークルAndante(アンダンテ)
   EGAO18(かながわムーブメントクラブ)

定員:一般 30名  障がい児(者)家族 15組

参加費:一般(一人500円) 障がい(者)家族(一家族につき1,000円) 学生(無料)

次の1~3を記入の上、4月11日(金)までに申し込みください。
1 名前(ご家族で参加の場合は全員のお名前とお子さんの年齢、学年、所属先、
  障がい名(配慮事項 等)
2 連絡先(メールアドレス  電話番号)
3 所属(学校名・勤務先) 職種

*メールで申し込みください。
*当日は動きやすい服装でご参加ください。上履きをお持ちください。
*障がいの種別、年齢は問いません。少し発達が気になるお子さんの参加も歓迎します。
*教育、福祉、医療などの現場にムーブメントの実践を取り入れたい方の参加も歓迎。

<参加申し込み・問い合わせ先>
 アンダンテ代表(大崎)まで keiosaki+egao18@gmail.com

2020年2月6日木曜日

入力(刺激)と出力(反応)

娘が通う生活介護事業所のMだより2月号に、先月のムーブメント活動の様子が載っていました。笑顔で楽しんでくださっている利用者さん達の様子がわかりました。
環境からの問いかけがなければ、反応は引き出せない。ムーブメント教育・療法の究極のゴールは健康と幸福感の達成にあります。