2019年5月21日火曜日

相互支援活動

今日は関東は朝から嵐でした。
窓をたたく雨、木々を揺らす風。まるで台風の時のようでした。
先日の公開ムーブメント教室に参加された皆さんが首を長くして待っていらっしゃると思いつつ・・・
活動のねらいは「みんなで仲良く楽しく活動する」

プレイバンドをつないだなかよしロープにつかまって円形になりました。
「♪さあ、みんながあつまった」
ロープを右に動かしたり、左に動かしたりしながらお隣さんを確認。
呼名の活動も、大事なムーブメントの活動です。
一人ひとりが主役です。障がいのある人も、兄弟児もママのお付き合いに同行のお子さんも、名前を呼ばれるとうれしくなります。
大人の参加者も、もちろん一緒に活動です。パパやママと一緒に活動するだけで、こどもは嬉しそうな笑顔になっていました。初めて参加のお子さんも、すぐになれて、パパとママの心配そうな顔が、笑顔にかわっていくのが見えました。
運動は苦手とか、ちょっと人見知りとか、心配無用のようです。
「♪大型バス」の歌にあわせて、大きな丸い切符をお隣へ。
最後の人は、一周回って自分の場所へもどります。
切符の数はだんだん増えて、動く人数はいっぱいになっていきます。
車椅子の参加者も、自分で漕ぐ人、大人に押してもらう人ありですが、待ち時間なし。
大人の数が多い時の特権。「人」も大事な環境です。
そろそろ「からだ・あたま・こころ」のウォーミングアップ完了。

次は<こいのぼりムーブメント>ひとり一本ずつ「こいのぼり」を持って体育館を動きました。音楽にあわせ、ゆっくり、はやく、など動きのバリエーションをつけます。
ピンクの長いスカーフのトンネルを抜けたり、大きなこいのぼりの間を歩いたり。
環境からの問いかけもちゃんと考えられていました。もちろん、こども達は楽しく遊ぶだけでOK! ムーブメント活動を学ぶ大人はプログラムに組み込まれたねらい、達成課題も学びつつ楽しみます。プログラムは動きをつないでいくことが大事です。
そして、ときにはこども達が見本役を引き受けたり、遊具を操作したりする場面を作ってあげる事もできます。自分が役にたつ喜び、できた!という成功の喜びの体験は、こども達の運動発達、社会性の育ちにつながります。
「鯉さん、鯉さん、今何時?」
横につながった鯉さんに、みんなで聞いてみます。「今、3時」
そしたら、みんなは鯉さんの方へ3歩前進。また聞いてみます。
「今、12時」鯉さんの答えが12時の時は、鯉がおなかがすいているので、みんなを食べにきます。その時は、食べられないように後ろのパラシュートのテントに避難します。
ドキドキ、わくわくの遊びをしながら、教科学習につながるように配慮されていました。
鯉のぼりの道を通り、鯉のぼりの里へいきました。
途中で洗濯ピンを拾い、長いロープに自分の鯉のぼりをつけました。
川を泳ぐ鯉のぼりの長い列ができあがりました。
みんなは床に寝転がって、ゆっくり、はやく泳いでいく鯉のぼりを下から見上げました。
触りたくなって、手を伸ばす人、動きが楽しくて笑い出す人。
ロープを持って走る人も、大人から子供にバトンタッチされました。
上手く、鯉のぼりを泳がせてくれました。

パラシュートムーブメントは、みんなで持って引っ張りながら歩いたり、操作したり。
最初はぬいぐるみさんを乗せて、次に、今度は順番にこども達も乗って揺れを楽しみました。




最後はリーダーの先生が今日の振り返りをし、みんなでご挨拶。
あっという間に、楽しい活動が過ぎました。
(続きは明日)





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