2020年9月29日火曜日

猛暑から一転

猛暑日の日数が記録的だった今年の夏もやっと終わりかけたようです。(よかった)

近所のスーパーまで歩く途中、街路樹の根元にも彼岸花が咲いていました。私が子どもの頃住んでいた田舎は、田んぼのあぜ道などにも沢山咲いていて、誰も気にとめなかったのに、最近ではちょっと写真に撮りたくなる花の一つ。

昨日は富士山にも初冠雪のニュース。

今日の歩きのBGMは、「♪好いとっと(MISIA)」

NHK福岡放送局の開局90年記念ソングということで作られたこの曲は、福岡弁の歌詞がおもしろい。おもわず、高校のクラスメートで、もう40年以上福岡在住の友人の顔が浮かび、連絡したところ、あちらではテレビで流れているらしい。福岡県民の人が踊ってる動画もおもしろい。スポーツの秋、楽しく体をうごかすには、いいテンポの曲です。

2020年9月18日金曜日

揺れても平気

16日(水)の午後、PTの訓練の時、35㎝のベンチの上に「揺れ」をつくるクッションを置いて、ゆっくり揺れながらの坐位バランスの訓練も、平気な顔で重心を右、左と移動しながら、姿勢を崩すことなくやれていました。これは、次の介助歩行につなげる要素でもあります。日頃、自宅でトランポリンに座って揺れているので、平気なのでしょう。娘に声をかけながら、上手にやる気をアップさせて、集中できる環境を作ってくださるPTの先生にも感謝です。


 

2020年9月17日木曜日

日々の練習

 昨日は午後から娘を連れて港南へPTの訓練にでかけました。

ストレッチや坐位バランスの訓練も、先生に褒められながら頑張っていました。

最後はU字歩行器を使い、3階の訓練室から1階の受付ホールまで、スムーズに歩きました。




2020年9月11日金曜日

ゴーヤの意地

6月末、市民センターの窓口で、みどりのカーテンのキャンペーン用においてあったゴーヤの種を一袋もらって来て植えたところ、一本だけ芽が出て育ち始めました。花は沢山咲けども、翌朝には、花は虫にやられてなくなるばかりで実らずのゴーヤでした。秋めいてきたので、もう諦めて引き抜こうとしたら、私の心を見透かすごとく、一個だけ実がついていました。という訳で、引き抜く事をあきらめました。

今日も涼しげに葉を茂らせ、花も咲いています。

もうしばらく、みどりのカーテンのゴーヤを楽しむことにします。
 

2020年9月9日水曜日

三冊の本

 

今日も暑い。

娘は昨日から2泊3日で、10ヶ月ぶりに重心施設でショートスティ中。つかの間の休養中。

ムーブメント活動と発達の関連性がわかる三冊の本。

買った当時より、今、読み返してみると少し理解度が良くなった感じ。

J.ウィニックの「子どもの発達と運動教育」では、ウィニックの持論として、訳者の小林芳文先生が、あとがきとして書かれているのは、『障害者の発達は、身体運動と不即不離の関係にある。したがって遊び的な要素と自発的な運動の駆り立てを援助するムーブメント活動が、その発達の前提になければならないのである。また障害者の体育指導や身体運動は、その段階が健常者のそれに比べて非常に細かく、範囲も他領域と連携することが多い。そのため特殊教育の教師、とりわけ体育やスポーツ指導を進めている指導者は、子どもの運動原理や評価・診断方法、さらには周辺領域の知見を持ち、個に応じた指導対応が柔軟にできることが必要である』という。(訳者あとがき より)

脳は甦るー音楽運動療法による甦生リハビリー(野田 燎/後藤幸生 共著)では、紙屋克子氏の介護プログラムに学ぶとして、トランポリンの運動効果と音楽について書いてある。

LD児・ADHD児が蘇る身体運動(小林芳文 著)の本では、トランポリンは重症心身障害児にどんな効果をもたらすかという章で、その効果の事例として娘の発達の変化が取り上げられ、娘が小林先生と一緒にトランポリンで運動している写真と、娘のアセスメントプロフィール表が載っている。

第4章 なぜ身体運動は発達に有効かとう章の、[2]身体運動の方法論をムーブメント教育に学ぶーフロスティッグの感覚運動理論からー

身体は、どんな人にとっても最も重要な所有物であり、しかも感情や動きを最も直接的に表現できるものです。この能力の度合いは、子どもが幼児期以後、いかに五感を刺激したかに関わっています。つまり、ムーブメント教育は、自己の身体を動かすことによって、諸行動を適切に行うために、必要な要素としての感覚・運動技能の習得と身体意識(空間と時間の意識、事物に対する基本的認知や自己意識も含む)の形成を図りながら、心理的諸機能を高め、究極的に子どもの「健康と幸福感の達成」をねらいとするものです。

今年はなかなかムーブメント活動に参加できる機会がありませんが、全国のムーブメント指導者から、情報が発信されているのを見ながら、次の機会に生かすムーブメント理論を、改めて読み返しています。繰り返しの練習。

2020年9月2日水曜日

あきらめないこと

月曜日、久しぶりに、もうずっと以前、録画したテレビ番組を見直した。

1992年6月に放送された「あなたの声が聞きたい ~"植物人間" 生還へのチャレンジ~」

脳神経外科病院での看護の力で、植物人間になった方を蘇らせる取り組み。

トランポリンに患者さんを乗せて揺らしたり、マットの上で運動させたり、入浴(温浴療法)させたりと、あの当時珍しかったと思う。

当時の看護部長をされていた紙屋克子さん(現 筑波大学名誉教授)のことばは「あきらめないこと」と話していらした。そして、食事を経口摂取することも・・・

<我が家の運動療法>


 

2020年9月1日火曜日

継続的な支援

今日から9月。そして防災の日。

今年はコロナ事情で、例年とは違う災害対策が必要です。

3歳からお世話になったムーブメント教室の先生方と、今でもつながっているのですが、年齢は平等に増えるので、娘も私も、先生方もあの頃より、年齢が30増えていることがびっくりです。心配しなくても大丈夫だよ。年齢は追い越すことはないからね。と数年前、安藤先生に教えてもらいました。

久しぶりに、30年前の教室の活動をビデオで見て思いました。あの頃から、インクルーシブな活動の場だったこと、支援する立場の専門職の先生方も、親も一緒に楽しみながら活動していたこと。そして、いい仲間が増えていきました。



ムーブメント教室に通いはじめ、集団遊びになれて来た頃、近所の保育園にお願いして、体験保育ということで、保育園の園児さんたちと、園庭や園外保育で近くの公園などでも遊んだ。同年齢の子どもたちが、顔を近づけて話しかけると喜ぶ様子が見られた。
娘が小学校低学年くらいの頃、ムーブメント教室に見慣れない紳士が、活動を見学されていた。活動の途中で、私と娘のところに来て「お嬢さん、素晴らしいですね」と褒めてくださった。私は、他のお子さんとは違って、自分で動くことができない娘を、ただ励ましてくださったのだろうと思い、「ありがとうございます」とお礼を言った。最初は教育委員会とかの方なのかと思っていたら、脳神経外科の渡辺 象 医師とわかった。数ヶ月に一回、教室終了後、「脳」について講義をしてくださった。先生の最後の講義の日、挨拶を聞いてびっくりした。先生が「初めてこの教室を見学したとき、重度のお子さんが一人参加されていて、そのお子さんが楽しそうに参加されていて、自分の順番の時だけでなく、他のお子さんが活動している時も、楽しそうにしていらして、ここの活動は素晴らしいと思いました」と言われて、びっくり。この子ですと言えば、もっと驚かれたかも・・・あのとき、母に抱っこされて参加していた娘は、その時、先生の講義を一人で床に座って聴いていました。