筍を届けてくれた友人にこの写真を送ったら感激してくれた。今回、大きな新鮮筍をもらって即、茹でたのでしっかり根元の方まで柔らかく、近所の友達に茹でた筍をお裾分けしたら喜ばれた。二月にご主人が亡くなり、お一人様になったので、筍も一人だと買うのを諦めていたからうれしいと言ってもらえたので良かった。筍もスライスして冷凍保存するのもありです。
息子に言われて、ただいまパソコンの中の資料を整理中。
(1) 楽しい抗重力姿勢を経験する
抗重力姿勢の経験は、筋肉、関節 に緊張を与え、感覚を刺激します。
身体軸が正常に維持できるので、健康や認知発達にとっても良循環が作れます。
トランポリンを使った活動は、障害児( 者 )に抗重力姿勢を維持する大変優れたムーブメント活動といえます。トランポリンのキャンパス上で
補助姿勢を保った状態でゆっくりと上下動の揺れを加えると、抗重力姿勢の持続時間が維持できます。
また、プールでのムーブメント活動は、抗重力姿勢が作りやすいことから、特に推奨される運動であると言えるでしょう。
(2)多様なムーブメント活動での豊かな揺れを経験する
身体の揺れ感覚のムーブメント活動は、身体機能の感覚刺激と結びつく動きの支援です。身体の揺れによる前庭感覚刺激は、快い「眩暈」を誘発することが可能なため、ヒトは身体を多く動かすことになります。これにより、前庭感覚器がより機能することになり他の感覚(固有感覚)を活性化して、結果的に発達や健康の循環ができることも明らかになりました。
(3)身体の気づきとしての身体意識、特に身体像の形成
人の発達に大きくかかわる身体意識について、M.Frostigは 、それは
身体の内的、外的感覚としての身体像 、身体の左右性・方向性などの身体身体図式、身体の働きの知識などの身体概念の総合体と定義しました。身体意識は心身の正常発達に不可欠な能力と言っています。
2教育的・療育的側面としての感覚運動
ムーブメント教育・療法での感覚運動のための教育的・療育的課題
①多様な運動による感覚運動の支援
②基礎的運動機能の支援
③情緒・社会性の支援
≪2016年2月>あおむけ寝が進化を育む
今朝の朝刊の記事に興味がある。
松沢哲郎(京都大学 霊長類研究所教授)
赤ん坊があおむけ寝になることで、もたらしたもの。
1 対面のコミュニケーションである。顔と顔、目と目があう。霊長類のように母親にしがみついていてはそうはならない。子どもが安定してあおむけ姿勢を取れるから、見つめ合い、微笑みあうコミュニケーションが発達した。
2 声を介したやりとりである。母親にしがみついているチンパンジーの赤ん坊は、ひもじくなれば自分で乳首を探す。人間の赤ん坊は母親と離れているので、声に出して呼ぶしかない。赤ん坊が夜泣きをするのは人間だけだ。呼ばれた母親も「ちょっと待っててね」「すぐにいくわよ」と声に出して応答する。母子の声のやりとりが、やがて子の発話につながっていく。
3 両手の自由である。赤ん坊の体重は背中が支えているので、ガラガラやおしゃぶりを握ったり、口を介して持ち替えたりする。チンパンジーの赤ん坊の手は生後3ヶ月の間、母親の体毛を握りしめる役割しかない。人間の手は自由に物をつまみ、指差す。生後すぐに様々な物を手で操ることが、後に道具を使う基盤となる。
あおむけに寝ている新生児の顔を根気強く見ていると、ときどきニッと笑う。親としてはとてもうれしい。しかし、よく見ると目は閉じている。親を見て微笑んでいるわけではない。
母親から離れて寝る人間の赤ん坊は、ちょっとした刺激に反応して微笑むようにできている。愛らしいほほ笑みは、周囲の大人から支援を引き出し、赤ん坊の生存に有利に働くからだ。そして、この笑顔が大人たちに、思いやり、分かち合い、慈しむ心を育んでいる。
0 件のコメント:
コメントを投稿