2019年2月26日火曜日

楽しく学ぶ

先週末に開催されたムーブメント教育・療法のセミナーは、いろいろな発見があったり、各地で頑張っているムーブメント指導者の実践発表が聞けたりと、楽しい学びの二日間でした。二日目の最後の実技もムーブメント遊具の新たな使い方も学ぶことができました。
ムーブメントスカーフを頭に巻いて忍者体験も面白い実技になりました。
私が子供の頃は、男の子の遊びの一つだったことを思いだしました。もちろんムーブメントスカーフはないので、各家庭にはどこにでもあった風呂敷が活用されました。こどもの自由な発想で、ルールを決めたりして遊んでいたことを思い出しました。
参加されていた先生の今週のムーブメント活動で、さっそく取り入れて盛り上がった事がフェイスブックで発信されていました。エライ!

<セミナーの様子>
ロープの道や形板の道を自分たちでつくり、その上を歩きます。

形板の上を3~4人のチームになって渡ります。どの色、またはどの形の上を歩くか、初めに決めてその上を手をつないでわたります。途中蜘蛛の巣くぐりのパラシュートもありました。

2019年2月23日土曜日

トランポリンの運動効果

今年も2ヶ月が過ぎようとしています。
小型トランポリンを買って四ヶ月目。毎日、夕食づくりの合間に5~10分、娘と揺れ遊びをやっています。1メートルくらいの直径のトランポリンですが、耐荷重が110キロ。
娘を中央にあぐら坐位で座らせ、その後ろに私が立って揺れています。
はじめの頃は、終わると足がガクガクするほどでしたが、毎日の練習は素晴らしい効果があるようです。



<医療スタッフのためのムーブメントセラピー>より


ムーブメント活動での感覚モダリティと運動スキル
重症児() は、身体運動に著しい遅れと偏りがある。少しでも不利な点を補い、動きを拡大できるよういするには、身体がもっている感覚を可能な限り働かせるようにすることである。感覚が機能するためには身体の運動が必要である。つまり身体運動の発見が鍵となる。身体運動が感覚を刺激し、それが新たな運動の引き金となる。そこに感覚運動の統合が生じる。ムーブメント活動は、多様な感覚モダリティを楽しく経験できるところに特徴がある。 
重症児()に多い寝たきり状態ではそれが不可能である。そこで後述する「抗重力姿勢」「前庭感覚刺激」「身体像の形成」に結びついた感覚運動の活動が必要になる。これらの感覚はすべてムーブメントの関わりによって可能である。
「抗重力姿勢」は、筋肉、関節に緊張を与え、頸部、躯幹、上肢の運動発達を促すために必要である。このためのムーブメントとしてトランポリンやプールでの活動がある。

「前庭感覚」は、身体の揺れ運動により刺激される。これが中枢神経系(脳幹)を賦活化する。揺れ運動は、加速度、回転性、垂直性の運動バリエーションがあり、スイング系や回転系遊具などでのムーブメント活動に結びつけられる。
「身体像」は、身体全体に分布している触感覚や筋感覚の刺激により促される。身体に触られたり、触ったりするムーブメントで身体像が育ち、それが身体意識の発達につながる。

2019年2月20日水曜日

動きを引き出す

昨日は午後からPTの訓練のため、娘を連れて横浜まででかけました。
先月末に受けたボトックス治療の効果も出てきています。
朝ご飯を食べたあと、CDを聞きながら腹ばいで遊んでいる時、膝が伸びて足先が床についていました。治療の前は、床面から少し上がっていたのが変化しています。
毎日のトランポリンも、あぐら坐位で遊んでいます。
最後の歩行器を使った移動も訓練室からエレベーターまでは良くがんばりました。
エレベーターに乗ったら、姿勢がくずれPTの先生をあわてさせてしまいました。
先月よりは進歩です。



2019年2月18日月曜日

お知らせ

週末は娘を連れて、鎌倉女子大学で開催された「認定ムーブメント教育・療法中級指導者養成講座」に参加しました。二日間の講座とも親子で元気に参加できる事が、ムーブメント教育療法の効果かもしれません。娘が3歳の頃からお世話になっている先生方や、セミナーなどで知り合いになった先生がたとお会いできる事も楽しみです。

<お知らせ>
平成30年度 日本児童学会 学術研究集会
ムーブメント教育・療法研究集会

期日:平成31年3月2日(土)13:00~16:00(受付12:30)
会場:鎌倉女子大学 2-B教室(大船キャンパス)
参加費:日本児童学会会員(無料) 非会員(1,000円 当日受付でお支払いください)

**発表題目**
●「インクルーシブ保育の実践における保育者の専門性の向上に関する研究
 ―アセスメントの活用による保育実践―」
 袴田優子(やまと発達支援センターWANTS)
  飯村敦子、小林保子、庄司亮子、原秀美、松川節理子、岩羽紗由実、
 吉田いづみ、中山淳、小林芳文

●「障がいのある子どもと家族への長期継続的支援に関する研究―ムーブメント教育・療法による支援を通してー」
 三橋優子(鎌倉女子大学)

●「外環境で発表するムーブメント教育活動についての一考察」
 小松 寛(横須賀市立長井中学校)

●「小学校特別支援学級における近隣校交流会でのムーブメント教育実践」
 岩羽紗由実(横浜市立坂本小学校)

●「小学校特別支援学級におけるムーブメントの取り組み」
 上原淑枝(川崎市立栗木台小学校)


参加希望の方は2月28日(木)までに
1お名前 2 所属(勤務先・職種) 3 連絡先(メールまたは電話番号)4 正会員・準会員・非会員の別 を明記の上、電子メールにて申し込みください

申し込み 日本児童学会事務局(担当:中島) nakasi@kamakura-u.ac.jp



2019年2月12日火曜日

振り返り

昨日は娘が通所先で出かけた後、20年ぶりくらいに高校のクラスメートとランチでした。
福岡から在京のお姉さんに会いにきた友人と横浜駅で待ち合わせ、レストランでランチ。
高校時代の思い出話やら、近況報告やらであっという間でした。
 ムーブメント教室で一緒に活動した若いママから、教室の最後に、みんなで一言ずつ振り返るのが苦手です。とメールがきました。誰でも初めはどんなことを言えばよいのかわからず、自分の気持ちがまとまらなかったりして、後で、あんなことも、こんなことも伝えたかったという反省ばかりが、帰宅後に心に残ってしまいますが、失敗をおそれず、その日の活動でお子さんが一番嬉しそうに参加できていたことなどを伝えられたら、それで大丈夫と思います。活動だけがムーブメントではなく、振り返りも大事な活動です。子どもたちも、今日は何が楽しかったかな?とか、どんなことをやったかな?と考える時間も大切です。遊具を使ったら、同じ色同士や同じ形のものをまとめてかたづけることも、練習の一つ。最後のキラキラの紙吹雪も、ちゃんと拾い集めて、お土産のフォトフレームの飾りになりました。つまむという手指の動きの経験、色を並べたり、くっつける方法も、個性があって、見てる方も楽しめました。


2019年2月11日月曜日

手をつなごう

昨日は午後からK女子大学のムーブメント教室に親子で参加しました。
今年度は4回の活動に参加できたことは、とてもうれしい。
いつものようにフリームーブメントからはじまりました。
集まりのダンスも、こちらも大分なれてきました。
今回の呼名も、また新しい趣向(工夫)がなされていて新鮮でした。
動的ムーブメントはスペースマット使った活動でした。
床に蒔かれたマットに乗ったり、音楽に合わせて動き、音が止まったら
好きな色のマットにのりました。
二人組でスペースマットに宝物をのせて運びました。
上手く運ぶためには、協力と集中力が必要になります。
ドラマ仕立てのムーブメントでは3匹の子豚が自立のための
料理と洗濯と掃除のやり方を学ぶムーブメント。
青虫さんとチョウチョさんに、ハンバーグの作り方を手遊びで教えてもらいました。
次にシンデレラにお掃除のやり方を教わり、ダンスパーティーで忙しいシンデレラを手伝って、お城をきれいにしました。「はたき」と「ぞうきん」と「ほうき」を使って
数や動きのことばも一緒に学ぶ遊びで、お掃除もばっちり。
最後は宇宙人に洗濯のやり方を習い、みんなでタオルをきれいに洗って
ロープに干しました。
そして、パラシュートムーブメント。
ちょうちょのくにへ、電車にのっていきました。
パラシュートを操作したり、中に入って頭上で揺れるパラシュートのファンタジックな環境を楽しみ、最後に振り上げたパラシュートからは、キラキラの紙吹雪が舞い降りてきました。そのキラキラの紙は、それぞれフォトフレームの飾りになり記念写真をはめこんでお土産になりました。


2019年2月9日土曜日

雪です

予報より少し遅い雪のスタート。
久しぶりにちらほら。
明日は晴れてほしい。

2019年2月8日金曜日

考える力

今日はまたまた寒くなりました。
今週は気温の変化が激しい一週間でした。
しかし、季節は春に向かっています。
北海道では真冬日という予報が出ています。
関東も明日は雪の予報です。ちらほらで終わってほしいものです。
春はひな祭りからです。
玄関につるし雛を今年も飾りました。

2019年2月5日火曜日

寒さがもどりました

昨日は暖かい立春に驚き、今日はまた寒さがもどってびっくり。
明日は雨になる予報で、洗濯は今日のうちにという予報でしたが、朝からどんより。
おまけに午後から時々ポチポチと雨。

2019年2月4日月曜日

立春

今日は立春。されど、例年と違って4月の陽気にびっくり。
「春告草」の別名をもつ梅の花も咲き出す頃。
「春告魚」が鰊の別名。
「春告鳥」はウグイス。このあたりも毎年、ウグイスの声が聞こえますが、
まだ先のことのようです。
しかし、やはりこの冬は暖かい。軒下においたマーガレットの鉢。
葉が勢いがいいので、よく見るとつぼみが見えています。楽しみ。
今日は午後から主治医の田中クリニックを受診。変わりなく過ごしているので、このままの処方です。

2019年2月1日金曜日

体力の維持

昨日の新聞記事
体力の維持、運動続けてこそ。
体力に限らず、計算能力、漢字を書く能力など能力全般に言えそうだ。続けていないと、できる「状態」を保てない。
同感できる記事だ。
この頃、トランポリンを5分以上飛んでも、まだまだいけそうになった。
娘の体力維持のための運動が私の体力を高めている。